予想を超えてきたインド映画
仮住まいになって映画館に行きやすくなりました
今日は、ロングランしているインド映画
「RRR」を見てきました
インド映画を初めて見たのは
現在リノベ中のマンションに入居して間もない
25年前のことです
渋谷のシネマライズでインド映画をやっていると知り
見に行ったのが「踊るマハラジャ ムトゥ」でした
今までの映画の概念が全て飛んで行ってしまような展開
大勢の人が画面から出てきそうな勢いで踊りまくるダンスシーン
しかもそのダンスシーンが出てくるタイミングが
インド映画を初めて見た人間には唐突すぎて度肝を抜かれる
「なんだなんだこれは面白すぎる―」叫びたくなるくらいの衝撃でした
そして、実際、映画が終わったとたん叫ぶ人が続出したんです
「ブラボー」「面白かったぞー」「ぴゅーぴゅー」
立ち上がって叫ぶ人、口笛を吹く人、
全員立ち上がって正に小さい映画館が割れんばかりの拍手でした
映画であんなに観客が一体化することがあるなんて
今、思い出しても、あの場に居れてよかったな
すごい体験したなと思います
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で、今日の「RRR」
重いテーマなんです
イギリスの植民地支配に虐げられ、立ち上がるインド人
だけど、もう、これでもかっ
っていうくらいの娯楽作品
全てのシーンが予想を超えていました
体力使い果たしました
映画が終わった後のエンディングは
今までのインドの民族運動の指導者たちへのオマージュになっていました
そのセットもダンスシーンも見ごたえがあり、最後まで楽しめました
「RRR」は支配者側のイギリス人がわかりやすいくらいの「悪人」として
登場するのです。
これ、イギリス人俳優が演じたのかなと思って
パンフレットを見てみると
悪役二人はアイルランド生まれの俳優さんでした
なるほど…
映画のパンフレットを買ったのは久しぶりだったのですが
読んでみると
この映画の監督も主演俳優陣も映画関係者や俳優の2世や3世で
あることに驚きました
映画の中で、宮殿でパーティが開かれ、ダンスバトルになるシーンが
あるのですが
このシーンはウクライナの首都キーウのマリア宮殿で撮影されたそうです
夕飯を作る気力が残っていなかった上に
頭の中がインドで一杯になって何も考えられなかったので
インドカレーを食べて帰ってきました
美味しかったです
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