リノベーションと仮住まい

自宅マンションをリフォーム中 山あり谷ありリノベと仮住まい体験談

暑い日に作るガスパチョ

暑い日はガスパチョが美味しいです

ガスパチョは「飲むサラダ」と言われている

スペインの火を通さないスープ

毎年夏につくっていますが

今年は5月にして早くも登場してしまいました

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メインがキュウリのガスパチョです

 

もう20年くらい前になりますが

夏のスペインを旅したことがありました

とにかく乾燥していて

日本の蒸し暑さとは違う

体が干上がっていくような感じです

のどに棘が刺さっているような感覚がずっとありました

旅行客はみな1リットルのペットボトルを抱えていました

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オリーブ畑 マドリードからセゴビアへ向かう電車の中から

 

アルハンブラ宮殿で有名なグラナダの町に着いた時

連日の暑さでバテバテになっていて遠くへ出る気力がなく

ホテルのすぐ裏にあった

レストランに行きました

ぜんぜん食欲がなかったのでまずガスパチョを頼みました

これが本当に美味しかった

生き返りました

連れも私も、ガスパチョをおかわりしました

グラナダに居る間

毎日そのレストランに行き

ガスパチョを飲みました

日本に帰って

その店のガスパチョの味を思い出し

試行錯誤しながら

出来上がった組み合わせです

 

材料

トマト 大2個

キュウリ 3本

たまねぎ 1/2個

*入れ過ぎると苦い、新玉ねぎがあれば

パプリカ 1個(ピーマンでも)

バジル(なくてもいいが入れると美味しい)5枚~

ニンニク 3片~お好みでもっと多くても

パン・プレーンコーンフレーク・クラッカーなど

       1/2カップくらいの固まり又は量

白ワインビネガー、まろやかな日本の酢など

*最初は少なめに入れて味見をして好みで増やす

 私は1/2カップくらい入れてしまいます

オリーブオイル 1/2カップくらい お好みで

ケイパー(あれば少々入れると味に深みが出る)

アンチョビ(あれば少々入れると味に深みが出る)

水(美味しいミネラルヴォーター尚良し)1カップ

牛乳か生クリーム

*入れなくても良いがまろやかになる

 

一応目安の量を書きましたが、私自身は計って作ったことはなく

自分の家のジューサーで作れる量になるように作っています

野菜を小さく切って、全部の材料をジューサーに入れてスイッチを入れるだけです

野菜を少しとっておいて浮き身にしてもいいです

 

大きいボウルに入れて冷蔵庫で冷やして頂きます      

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スペインにはパラドールと呼ばれている

中世のお城やお屋敷や修道院をホテルに改造した国営ホテルがあります

マドリードから車で1時間ほどのトレド

パラドールのテラスレストランは

街から離れていますが

旧市街を一望できるので人気があります

このレストランで出てきた

ガスパチョは白くてトマトが入っていませんでした

いわゆる「白いガスパチョ」と言われるもので

アーモンドをすりつぶしたものが入っています

濃厚で甘味があり大蒜が効いていて

それまで経験したことのない味でしたが

美味しかったです

レストランのテラスから暮れ行く街を

眺めながらスープを頂きました

このときの部屋はNO.8

レストランの上で眺めが良かったです

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スープに浸かっているのはトマトのシャーベットです

アルバムの写真をスマホで写したのでボケていてすみません

 

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トレドのパラドールです

 

 

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トレドの駅 今は新しくなっているでしょうか…


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これも写りが悪くてすみません

スペイン南の海岸沿いにある街ネルハにあるバルコン・デ・ヨーロッパというホテル

その名の通り(ヨーロッパのバルコニー)

部屋のベッドに寝そべったまま海が見えて波の音も聞こえるホテルでした

写真が無いのですがグラナダからネルハへのバスは

高い土地から低い土地へ降りていくので

ゆっくり飛行機で降りていくようで眺めが良かったです

 

この街の八百屋さんで大きなパプリカにびっくりして見ていたら

年配の女の人が集まってきて

口々に「アサド」「アサド」と連呼しながら「OK」サイン

「焼くと美味しい」と教えてくれたのでした

 

スペインの人たちは、今はわかりませんが

他のヨーロッパの国と比べて英語を解さない人が多いのか

駅のチケット売り場に行くと

「NO INGLES」と書いた紙が張り出されていたりしました

 

そして、通じなくてもおかまいなしにスペイン語で話しかけてくる

場の状況でこちらも言ってることを想像してうなうなずいたり、笑顔を返したり

ただ、そうやってやりとりすることが楽しくて

「伝えたい」という気持ちが大事だな、と思ったのでした

 

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ネルハは大きな鍾乳洞の洞窟があることで有名です

街からはバスで行きます

 

スペインを旅行中

昼は街中のカフェやレストランで

夜はホテルで食事をとりましたが

メインディッシュについてはあまり記憶がなく

冷たいスープのことばかり思い出してしまいます

 

それから駅の売店で絞ってくれる生のオレンジジュース

「スーモ・デ・ナランハ」

何度も言ったので覚えています

 

「焼けるように熱い」夏のスペイン旅行でした

 

スペインはアーモンドの花が咲き乱れる春がいい

と言う人が多いようです

 

5年近く問題なく使えています

見た目が可愛くて気にいっています

 

 

 

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